今年の外食シーンを賑わしたのは? 2024年トレンドグルメ総ざらい!
ザクザクの衣と言えば「バターミルクフライドチキン」もよく聞くワードになりました。バターミルクは、バターを作った後に残る液体です。アメリカの南部ではこのバターミルクに鶏肉を漬け込み、フライドチキンにするのが一般的。4月に都立明治公園内に誕生した「Baby Jʼs」はバターミルクフライドチキン専門店。こちらでも名物のバターミルクフライドチキンを使ったクラシックバーガーをいただくことができます。
16位:専門店&どこでも「ビリヤニ」
ここ数年じわじわ人気だったビリヤニですが、今年は専門店の出店が目立ちました。以前より人気だった「ビリヤニ大澤」のある神田には石川県から「ジョニーのビリヤニ」が神田店を出店し話題になりました。「ジョニーのビリヤニ」は7月に「Zabardast 富山」も出店と勢いが止まりません。 8月に大阪の天満にオープンした「コメジルシ」はお昼はビリヤニ専門店、夜はナチュラルワインが飲める酒場。小伝馬町の「流しのビリヤニ STAND」は「ビリヤニすいさんしつ」に店名を変え、ハイデラバードスタイルのビリヤニを提供しています。
計算されたバランスと味わいが評判なのが南阿佐ヶ谷の「ビリヤニ 狢(むじな)」。独学で学んだというご主人の作るビリヤニは毎週食べたくなるほどの完成度。 インド料理店でビリヤニがあるのは定番になりつつあり、ネパール料理、バングラデシュ料理、パキスタン料理、スリランカ料理、ミャンマー料理など他ジャンルのお店でもビリヤニを提供するところが増えています。
15位:ふんわり焼きたて「だし巻き卵」
SNSのショート動画の影響で「だし巻き卵」を提供するお店が空前の大ブームに。どのお店も大行列で、数時間待ちというお店も。玉子焼き器で焼くタイプと鉄板で焼くタイプがあり、どちらも動画映えします。 大阪の心斎橋にある「家和らぎ」は朝の5時から食べられる「出汁巻定食」が大人気で早朝から行列が絶えません。オプションのイクラをトッピングしたビジュアルが食欲をそそります。