エヴァートン、“新体制”で指揮官交代の可能性?…サウスゲート氏招へいを検討か
エヴァートンに指揮官交代の可能性が浮上しているようだ。24日、『デイリーメール』や『ミラー』など複数のイギリスメディアが伝えている。 現地時間23日に、セリエAの名門ローマなどを保有するフリードキン・グループへクラブ株式の過半数を売却することで合意に達したと発表したエヴァートン。プレミアリーグやイングランドサッカー協会(FA)、金融行為監視機構の規制当局らの承認を受けて取引が完了することとなっている。 このままフリードキン・グループによる買収が順調に進んだ場合、トップチームの指揮官交代が行われる可能性があるという。報道によると、フリードキン・グループはショーン・ダイチ監督の解任と、前イングランド代表指揮官ガレス・サウスゲート氏の招へいを検討しているとのこと。2023年1月から指揮を執るダイチ監督は、昨シーズン勝ち点剥奪処分を課されながらもチームを残留に導いたが、今シーズンはここまで5試合を消化し1分4敗と成績が低迷している。 後任候補と報じられているサウスゲート氏は1970年9月3日生まれの現在54歳。現役時代はクリスタル・パレスやアストン・ヴィラ、ミドルズブラで活躍し、引退した2006年にミドルズブラの監督に就任した。その後、イングランド代表のアカデミー・マネージャーやU-21チームの監督を経て、2016年9月にA代表の指揮官に就任。FIFAワールドカップロシア2018ではベスト4進出を果たし、EUROでは2大会連続の準優勝という好成績を収めたが、EURO2024終了後の今年7月に辞任を発表した。 なお、ダイチ監督の現行契約は2025年6月末までとなっているため、仮に解任した場合でもエヴァートンが支払う金額は比較的少額に抑えられると『デイリーメール』は指摘している。
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