ひらめきが生まれない理由は「脳が疲れているから」。頭と心を休ませる4つのヒント
4. 自分の情熱を尊重する
たとえば、夜に横になったまま、翌日のToDoリストを作成しているとしましょう。自分が生き生きとするようなことを、どれだけ盛り込めるでしょうか? むしろ、返信すべきメールや、やり残した家の修理、育児など、数え切れないほどのリマインダーが頭に浮かぶのではないでしょうか。 こうした「やらなければならないこと」はすべて重要ですが、静かな時間の中で自然に湧き上がってくる創造性の閃きは、そのせいで頭の片隅に追いやられてしまいます。 2021年に私は、「やりすぎが情熱を失わせる理由(英文記事)」について書きました。そして同じことが、終わりのないタスクが重くのしかかる心に関しても言えると考えています。 「Psychology Today」の寄稿者であるZorana Ivcevic Pringle博士によると、創造性は情熱に支えられているそうです。 科学者であれ、詩人であれ、起業家であれ、経営者であれ、それ以外の誰であれ、自分の仕事に情熱を持っている人は、その情熱がもたらすエネルギーを仕事の原動力にすることができます。 自分の情熱を尊重することは、自分の感情を生かし、創造的な才能を高めるのに役立ちますが、そうなるのは、注意を向ける余裕がある時だけです。 朝目覚めたらまず、たくさんのToDoのリハーサルをするのではなく、自分にとって意味があり、自らを活気づけてくれるアイデアに思いを馳せてみてください。それが、あなたのリストの一番上にあるべきものです。 ──2022年3月14日の記事を再編集のうえ、再掲しています。 翻訳: 風見隆(ガリレオ) Source: Lifehack, Inc, Greater Good, Psychology Today(1,2) Originally published by Fast Company [原文] Copyright © 2022 Mansueto Ventures LLC.
ライフハッカー・ジャパン編集部