ソフトバンクGMが語るNPB経験なしのコーチ招聘メリット 「むしろアマチュアの方を根気強く指導してきた経験は…」4軍投手コーチにナテル氏就任
ソフトバンクは12日、来季の4軍投手コーチにフェリペ・ナテル氏(35)が就任すると発表した。この日、みずほペイペイドーム内で行われた入団会見に出席した。 ■元タレント夫人と腕組みハニカミ2ショット【和田毅秘蔵写真】 会見に出席した三笠杉彦ゼネラルマネジャー(GM)は「我々4軍制を敷いていて、選手も世界中から集めて運用している。コーチに関してもホークスで頑張ってくださった方がコーチになるケースもあれば、プロ野球に限らずいろんなところで経験のあるコーチの方を採用させていただきたい。その中でナテルコーチとご縁があって契約させていただきました」と入団経緯を説明した。 ブラジル出身のナテル氏は今季まで社会人野球のヤマハで投手兼コーチとして活躍。2007年のヤマハ入りから18年間現役を続けた。NPB経験のないコーチだが、三笠GMは「もともとプロでのコーチをやっている方とアマチュアのコーチをやっている方に能力の差があると思っていない。むしろアマチュアの方を根気強く指導してきた経験は、出来上がったプロの選手を指導するより大変な仕事だろうと思っている」と説明。その上で、「4軍制を敷いていまして、たくさんの若い選手を抱えている状況の中においては、ある程度出来上がった選手を育てていくだけじゃなくて、若いはあるけど1軍で活躍するにはいろんなステージを乗り越えていかないといけない選手をいかに育成していくかが、鍵になってくると考えていた。そういう観点で、プロ出身のコーチだけではなくて、アマチュアでの経験を持ったコーチに来ていただくメリットがあるんじゃないかなと、思いまして来ていただきました」と強調した。 【#OTTOソフトバンク情報】
西日本新聞社