腹タツことも多い年、来年はダイジャンプを 通天閣で干支の引き継ぎ
大阪市浪速区の通天閣で27日、年末恒例の干支(えと)の引き継ぎ式があった。今年の辰(たつ)と来年の巳(み)にちなみ、タツノオトシゴとヘビが対面した。 【写真】毎年恒例の干支(えと)の引き継ぎ式が通天閣で行われ、吉村洋文大阪府知事や万博キャラクターのミャクミャクも登壇した=2024年12月27日午前9時45分、大阪市浪速区、樫山晃生撮影 通天閣観光の西上雅章会長は今年を振り返り、パリ五輪・パラリンピックで「筋骨リュウリュウ(隆々)とした肉体を駆使し、一リュウ(一流)選手の姿に日本中が元気づけられた」とする一方、株価の乱高下で「リユウ(理由)もわからず振り回され、腹タツ(腹立つ)ことも多い年だった」と語った。 ゲストで登場した吉村洋文知事は「来年こそはダイジャンプ(大ジャンプ)を見せましょう」。来年の大阪・関西万博を「ヘビー級イベント」「まーむし(まあ無視)できないコンテンツがそろう」と述べ、「長蛇の列ができるように」と願った。(黒田陸離)
朝日新聞社