【MLB】昨オフ「どん底」だった代理人ボラス氏 今オフ驚異の〝2000億円リベンジ〟か
MLBはストーブリーグに突入し、米スポーツサイト「ブリーチャーリポート」では8日(日本時間9日)に敏腕代理人として知られるスコット・ボラス氏(72)にスポットを当てた特集記事を掲載した。 ボラス氏は今オフの移籍市場で最大の目玉となるフアン・ソト(ヤンキースFA)のほか、コービン・バーンズ(オリオールズFA)、ピート・アロンソ(メッツFA)、ブレイク・スネル(ジャイアンツFA)、アレックス・ブレグマンと菊池雄星(ともにアストロズFA)を顧客に抱える。いずれも大型契約となる可能性があり、同サイトでは「ソトは13年6億ドル(約918億円)という予想は、先週ニューヨーク・ポスト紙のヘイマン記者が指摘したように低すぎるかもしれない。7億ドル(約1071億円)の方がお似合いだ」と指摘。そして、ボラス氏の顧客の総額を「13億ドル(約1989億円)」と見積もった。 菊池の契約も3年6000万ドル(約91億8000万円)から6300万ドル(約96億3900万円)に上るとも予想されており、ボラス氏が今オフの移籍市場で「主役」になることは明らかだ。 ただ、昨オフは〝屈辱〟も味わった。スネル、チャップマンら大物4選手をすべて合算して「41年7億6400万ドル(約1170億円)を手にすると予想されていた」ものの「わずか9年2億2100万ドル(約338億円)の契約に終わった」。同サイトでは「ボラスはどん底を味わった」と表現したが、今オフは〝リベンジ〟の機会となる。 ドジャースやヤンキース、メッツだけでなくレッドソックス、ブルージェイズ、ジャイアンツ、タイガース、オリオールズ、ナショナルズなどが「太っ腹になる可能性あり」とし、ボラス氏のらつ腕ぶりが大いに発揮されそうだ。
東スポWEB