今のアーセナルは無敗優勝時を思わせる“フィジカル自慢チーム”に ウォルコットも「肉体的に強くて大きいとの印象を持った」
アルテタ体制では大柄な選手が目立つ構成に
ミケル・アルテタ率いるアーセナルには技術力の高い選手はもちろん、サイズとパワーを併せ持つフィジカルの強い選手が揃っている。負傷離脱しているが、今夏にレアル・ソシエダから獲得したMFミケル・メリーノも188cmとサイズのあるMFだ。メリーノも合流すれば、さらにパワフルなチームとなるに違いない。 英『FourFourTwo』によると、クラブOBのテオ・ウォルコット氏も昔のアーセナルを思わせるとコメント。フィジカル部分を称賛している。アーセナルは2003-04シーズンに無敗優勝を果たしているが、当時のチームはハードに戦えるパワフルな選手が揃っていた。同氏はその時に近いイメージを抱いているようだ。 「アーセナルがリーグ制覇を果たす大きなチャンスがあると思うし、そうなるだろうと信じている。ウーデゴーの離脱はチーム全体の創造性に影響を与えているけど、守備面はきっちりと統制されていて、全員が同じ考え方で動いているね。全員がとても前向きで、それがチームに伝わっている」 「プレシーズン中から彼らを見てきたけど、肉体的に強くて大きいとの印象を持った。アーセン・ヴェンゲルが指揮した無敗優勝のチームを振り返ると、大柄な選手が多かった。今はそれが戻ってきている。選手たちは誰のことも恐れていない」 ヴェンゲル体制後期のアーセナルでは小柄なテクニシャンが目立ったが、今は180cmを超える選手が目立つ。手堅く勝ち点を拾えるチームに仕上がっていて、今のチームが大きく崩れる姿は想像しづらいか。
構成/ザ・ワールド編集部