4歳息子が高熱でぐずったときにも食べてくれた冷凍した「ペッタンコ」の正体
物価高の強い味方のバナナだけれど……
私は6歳年上の兄がいて、今も兄家族とは家族ぐるみでお出かけしたり、お互いの家に遊びに行くことも多々あります。4歳息子も兄家族のことが大好きで、いつも「今日はおじちゃんたちのところに遊びに行くよ」と伝えると「やったー!」と両手を挙げて喜ぶほどです。 兄家族の家に集まると、兄の妻であるお義姉さんが料理を作ってくれるのですが、その料理のおいしいこと! しかもとってもヘルシー。あまりにおいしくて、よく作り方を教えてもらうのですが、意外と簡単で真似できるものが多く、料理のことで困ったらお義姉さんに相談するようになりました。 そんなある日、用事があってお義姉さんと電話で話していると、「バナナを買うんだけど食べきれなくて余ってしまう」という話題になりました。お義姉さんも「わかる、わかる」と。お義姉さんも「バナナはおやつにもなるし、朝食などの主食にもなるし、大人にも便利な食材だよね。でも、安いからって買いすぎると余っちゃうことあるよね~」とバナナ談義で盛り上がりました。やっぱりバナナは子育てのお助けマンではあるけれど、どこの家でも食べ切れない問題が発生しているのだな、と実感しました。 でも、お義姉さんは続いてこう言ったのです。「でも、うちは余っても大丈夫だよ、そんなときはね、あのね、うつ子ちゃん……」と教えてくれた技がありました。
「冷凍ペタンコバナナ」って何だ?
それは、バナナを冷凍しちゃうというものでした。え!? お義姉さま、それはすでに我が家でもやっとります……というか余ったバナナの定番ですよね……。でも、バナナを凍らせるとカチカチになって、結局柔らかく溶けるまで待たなきゃいけなかったりして、使い勝手イマイチじゃないですか?……と言うべきか迷っていたら、お義姉さんは、「冷凍ペタンコバナナにするのよ」というのです! なんじゃそれ!? 詳しく話を聞くと、バナナの皮をむいてそのまま冷凍するのではなく、皮を剥いたバナナをラップに包み、上から何度か押しつぶしてペッタンコにして冷凍するというのです。こうすると、平たくなるので冷凍庫の収納もしやすくなるだけでなく、柔らかくなるまで解凍を待たなくても甘いアイスのような食感で味わうことができる、と教えてくれました。お義姉さん! ホントに何でも知っている! すごい! とプチ興奮し、電話を切ってすぐに「冷凍ペタンコバナナ」を試してみることにしました。 翌日、一口食べてみると「う…うんまぁぁぁぁああ! 本物のバナナアイスや! あのハーゲ〇ダッツのバナナ味や!」と超感激の私。これならバナナが余っても全然OK、というより「冷凍ペタンコバナナ」のために、バナナを買わなきゃとすら思いました。保存もでき、安くておいしくて栄養もあるアイスが出来るなんて、と、本当に目から鱗でした。同じ食材もちょっと工夫するとこんなに使い勝手がよくなるのですね。 この日以来、「冷凍ペタンコバナナ」は我が家のアイスがわりの常連メニューとなったのでした。もちろん、クリスマスケーキ作りで余ったバナナも冷凍ペタンコバナナに変身しました。 しかも、お伝えしたいのは、先日家族でインフルエンザに罹ったとき、発熱で食欲も減退しているときに、この冷たくひんやり、でも甘くておいしい「冷凍ペタンコバナナ」は救世主となってくれたのです。発熱すると偏食が加速する息子もこれはおいしいと食べてくれて、消化もよくて本当に助かりました。 この「冷凍ペタンコバナナ」についてXにポストすると、たくさんのコメントが集まりました。「うちもやっている」からアレンジレシピまで教えてくださる方も! いくつかご紹介しましょう。 ◇『最近の息子の朝ごはんがこれである』 我が子も偏食ボーイで朝ごはんは時間もないしで毎日苦労していますが、この「冷凍ペタンコバナナ」なら栄養もあって安心です! ◇『ヨーグルト混ぜてフローズンヨーグルトにするのもウマイ。蜂蜜やオリゴ糖を少しプラスしても』 なるほど…! 今、韓国のグリークヨーグルトがおしゃれカフェでも人気ですが、ヨーグルトに冷凍ペタンコバナナを混ぜると、なんちゃってグリークヨーグルトっぽくもなりますね。 ◇『私もやってる。熟したバナナを皮をむいて丸ごとジップロックに入れて袋の上から潰して平らにして凍らせてる。凍っても手で簡単に折れるから好きな量食べられて便利』 そうなんです! 我が家でもジップロック使っています。パキッと簡単に折れるので、子どもに分けるときも便利です。 他にもスムージーを作るときも使いやすいとか、平たく凍ったままトーストに載せて焼いてハチミツやシナモンをかけるとおいしいとか、いろんなアイディアが集まりました。ありがとうございます!