「年収の一覧表」私は平均以上?40歳~59歳の【平均年収】を1歳刻みで確認。賃金が高い業種も
【50歳代】1歳刻みで平均年収を確認
続いて、50歳代の平均年収を1歳刻みで確認していきましょう。 dodaの「平均年収ランキング(年齢・年代別の年収情報)【最新版】」によると、50歳代の平均年収は下記の通りです。 ・50歳:546万円 ・51歳:559万円 ・52歳:581万円 ・53歳:588万円 ・54歳:613万円 ・55歳:615万円 ・56歳:634万円 ・57歳:643万円 ・58歳:675万円 ・59::727万円 50歳以上の平均年収は607万円で、前回の同調査と比較して11万円アップしています。 男女別の平均年収においては、男性の平均年収が674万円、女性の平均年収が434万円となっており、40歳代の平均年収よりさらに男女の収入差が広がっています。 50歳以上における「年収分布」は下記のようになっています。 40歳代の年収分布と比較すると、50歳以上の年収分布は右側へシフトしていることがわかります。 50歳以上は、40歳代よりもキャリアがさらに積まれ、管理職や役員への昇格などでキャリアアップする人が多いです。 年収アップがしやすいことから、年収も上昇傾向にあるのでしょう。 一方で、50歳以上の年収分布においても、4割以上の人は500万円に到達できておらず、年収格差が大きく広がっている現状がみてとれます。 ●50歳以上における賃金が高い業種ランキング dodaの同調査における、50歳以上の「賃金の高い業種ランキング」は下記の結果となりました。 50歳以上の高収入ランキングでトップとなったのは「総合商社」で939万円でした。 現在の日本の歴史ある総合商社は、日本特有の年功序列が根強く残っていることから、キャリアを積んだ50歳以上の人の年収が一気に上昇するのでしょう。 次いで平均年収が多かったのは「IT/通信」で747万円、次に「金融」が714万円と続く結果になり、40歳代よりも100万円以上アップしています。 なお、職種分類別の1位は「企画/管理系」で、平均年収は812万円となり、こちらにおいても長いキャリアや経験が影響して高収入につながったのではないかとうかがえます。