エアコンの試運転が節約につながる!今すぐ始められる夏の電気代節約ポイント4【節約の専門家が解説】
帰宅したら窓を開けて熱い空気を出す
帰宅して部屋に熱がこもっていると、すぐにエアコンのスイッチを入れたくなりますが、そうすると部屋を冷やすためにより多くのエネルギーを消費することになります。 帰宅したらいったん窓を開け、換気扇や扇風機、サーキュレーターなどで、5分程度室内の熱気を外に逃がしてからエアコンをつけましょう。この5分間に、冷蔵庫であらかじめ冷やしておいた濡れタオルなどで体を拭くと、汗の不快感を抑えることができますよ。 冷房を入れた後は、冷気は下にたまる性質があるので、扇風機やサーキュレーターを併用して室内の空気を循環させるのもポイントです。
エアコンは常に自動運転にしておく
今のエアコンは「自動運転」の性能が高くなっていて、室温が設定温度になるまでは強風運転、その後は微風運転と、最も電気代が抑えられる効率のよい運転を行うようにプログラムされています。 エアコンの電気代を節約したいなら「弱冷房」ではなく、常に「自動運転」にするのが正解です。 また、エアコンを日常的に使うようになったら、2週間に1回程度はエアコンのフィルターのほこりを掃除機で取るなどして、お手入れを欠かさないことも大切です。 今年も猛暑が予想されています。エアコンを上手に活用して、健康をキープしつつ、家計もしっかり守りましょう。 教えてくれたのは… 丸山晴美さん 22歳の時に節約に目覚め、1年で200万円を貯めた経験がメディアに取り上げられ、その後コンビニ店長などを経て2001年、節約アドバイザーとして独立。ファイナンシャルプランナー(AFP)、消費生活アドバイザーなどの資格を取得。身の回りの節約術やライフプランを見据えたお金の管理運用のアドバイスなどを、テレビやラジオ、雑誌、講演などで行なっている。著書は「シングルママの『お金に困らない』本」(徳間書店)、「50代から知っておきたい!年金生活の不安、解消します」(共著)(幻冬舎)、「お金を活かす ハッピーエンディングノート」(東京新聞)「節約家計ノート2024」(東京新聞)steady.特別編集「知識ゼロでもまるっとわかるお金の基本」(宝島社)など多数。 構成/サンキュ!編集部
サンキュ!編集部