ボッタス、ミック・シューマッハの後任でメルセデスのリザーブ復帰も
【AFP=時事】フォーミュラワン(F1、F1世界選手権)にザウバーから参戦しているバルテリ・ボッタスは27日、離脱するミック・シューマッハの後任としてメルセデスAMGのリザーブドライバーに復帰する用意があると明かした。 【写真】F1で通算4度のタイトル獲得を果たした偉大なドライバー ボッタスは独自動車大手アウディによる買収が決まったザウバーとの契約が更新されないことが決まっており、週末の第23戦カタールGPを控える中で記者団に対し、将来を考える上で「まだ少しやるべきことがある」と述べた。 最良の選択肢だとはしなかったものの、「本当に堅実な選択肢であり、先週末にトト(・ヴォルフ氏、メルセデスAMGのチーム代表)が言った事には感謝している」「今の状況では、いくつかのことについてイエスかノーかを決めることができるので、少なくともあと数日、それか1、2週間は待ちたいと思っている。おそらくシーズンが終わってから腰を据えて話し合うだろう」と語った。 ヴォルフ氏は先週末、ボッタスとの再会は「時間の問題」だと感じていると述べた。メルセデスに所属した2017年から2021年までの5年間で、ボッタスはグランプリ10勝を挙げている。 ボッタスは「自分にとっての優先事項はまだF1だ。まだ終わっていないと感じているから、テストを行うことで2026年のシートのチャンスが得られると思う。このスポーツでは何が起こるかわからない」「新しいチームが参戦して、シートが二つ増えるから、チャンスが増える」と続けた。 米自動車メーカーのキャデラックの参入が見込まれることで、来年のドライバー市場にはさらなる動きが生じる可能性が高い。キャデラックは初年度に経験豊富なドライバーを検討すると予想されている。【翻訳編集】 AFPBB News