死者少ない要因は 専門家会議が会見(全文7完)その判断を説明するのが責務
科学者として責任逃れでは
テレビ朝日:ありがとうございます。2時間経過しておりますので、こちらで最後の質問とさせていただきます。医薬経済社の今岡さんからのご質問です。しつこいようですが議事録についてお伺いします。議事録はこれまでの対策を客観的に検証する上で不可欠な資料です。記者会見で説明すればよいというものではないと考えます。行政が対応を決めるというのは科学者としての責任逃れのようにも思えます。科学者として議事録の作成、公表は不要と考えるのか、各先生のご見解をお聞かせください。 脇田:これ、もう何度もご質問をいただいているので個別にお答えする必要もないかと思いますけども、科学者としての責務というのは、やはりわれわれが、その専門家会議において、どのような議論をして、そして評価をして、で、政府に提言をしているかということを皆さんにきちんとお示しするということが一番大事だと思っていますので、そのことに関しては、この状況分析、提言、あるいは、この記者会見でお話をしているということで、もちろん、それで不十分だということは、われわれ真摯に受け止めたいと思いますけども、それ以上のことではないというふうに思います。以上です。 テレビ朝日:すいません。では、いったん会見としてはこれで終了とさせていただきたいと思います。先生方、長時間、ありがとうございました。 (完)【書き起こし】死者少ない要因は 専門家会議が会見