夏休みのご予定は?あまり観光客と出会いたくない人にオススメの旅先とは
アフリカ大陸と中東
アラブ首長国連邦(UAE)のフジャイラはあまり知られていない。しかしここは山の景色もビーチも楽しめ、歴史的建造物もある場所なのだ。「ドバイやアブダビと比べてフジャイラは開発が進んでおらず、他にはない、しっとりとしたオーセンティックな雰囲気が味わえる」とのこと。 アフリカ大陸の国、アンゴラには、広大な土地と植民地時代の歴史が色濃く残る街並みがあり、世界を旅する人々を魅了する要素が揃っている。同国のルバンゴにはポルトガルの影響を受けた建築物や、リオのキリスト像を彷彿とさせる印象的なキリスト像がある。モロッコも「多様な景観と壮大な建築物」が評価されてリスト入りしている。
アジア
アジアの人気観光地はバリ島、東京、バンコクだが、CNNトラベルの推しはインドネシアのサンバ、台湾の台南、そしてウズベキスタンだ。ウズベキスタンを訪れる人はまだ少ないが、86カ国を対象にビザなしで入国できる体制を整え、観光客を歓迎している。2023年には「UN Tourismベスト・ツーリズム・ビレッジ」(持続可能な開発目標に沿って観光を通じて文化遺産の保全や持続可能な開発に取り組む地域を認定するプロジェクト)のひとつにウズベキスタンの村が選ばれた。 シンガポールと言えば高層ビルや高級ホテルが思い浮かぶが、ちょっとフェリーに乗っただけで楽園のような無人島に着く。例えば長い白砂のビーチがあるラザロ島があり、すぐ隣の島では、今年、自然海洋公園とウミガメの孵化施設がオープンする予定だ。さあ、今年はどこへ行こう?
text : Alexandra Marchand (madame.lefigaro.fr)