カラッと乾くランドリールームがある間取り。動線がコンパクトで快適
外干しのように乾きがいいランドリールームが、わが家に欲しい。そう考えている人に、参考にしてほしい間取りの事例を紹介します。南側に浴室、脱衣所、洗面所と田型に配置。さらに大きな窓を設け、日当たりのよいランドリールームをつくりました。洗濯の動線もコンパクトです。
外干し派も納得のランドリールームが欲しい!
筆者は約2年前に地元工務店で2階建ての5LDKの家を建てました。夫婦と3歳、0歳の子どもがいる4人家族です。 筆者は外干し派で、日中に洗濯を干してカラっと乾かすのが好き。しかし、夫は夜勤もあり、洗濯するタイミングが不規則。夜のうちに洗濯しなければならない日もあるため、部屋干しができる環境が必要でした。 そこで、快適に洗濯ができる家を建てるために、工務店に以下の4つの希望を伝え、ランドリールームを依頼しました。 ・日差しが入るように南向きにして、窓は大きめに ・いつ干しても来客時に困らない場所に ・家事がラクになるよう脱衣所は近くに ・干すのもその場ですませたい 工務店から提案されたのは、建物の南側に浴室、脱衣所、洗面所、ランドリールームをまとめた間取り(いちばん上の間取り図参照)。ひと目見て気に入りました。実際に使ってみても、使い勝手がよく、カラッと乾きます。
脱衣所から洗濯機まで3歩。予洗い、手洗いもラクちん!
ここからは、洗濯機に入れるまでの使い勝手と、ランドリールーム内に取り入れたスロップシンクについて紹介します。
●脱衣所からランドリールームまでは洗濯カゴで移動
こちらは、脱衣所にある洗濯カゴです。 たまった洗濯物を洗濯カゴに入れたまま、脱衣所から洗面台を通ってランドリールームへ。たった3歩で到着します。 動線がスムーズなだけでなく、取っ手とコロがついた洗濯カゴを使っているので、洗濯が苦になりません。
●洗濯機横には便利なスロップシンクも!
写真のようにランドリールームには、洗濯機横にTOTOのスロップシンクを設置しました。子どもの汚れものをサッと予洗いできるため、育児中の現在、大活躍しています。採用して正解でした。
カラっと乾かして、たたんで、しまうがその場で完結
洗ったら、その場で干します。ここでのポイントは「カラっと乾かす」こと。外干し派の筆者が取り入れた工夫をレポートします。