「想像していた感じのサッカーではない」適応に苦しみ心無い批判も…鎌田大地が取材記者に打ち明けた“本音”。指揮官は同じでもフランクフルト時代とは「全然違う」【現地発】
「チームの良し悪しが自分のプレーにかなり影響しやすい方」
シーズン序盤は出遅れたものの、現在はリーグ戦で5戦負けなし。勝点を15まで伸ばして、降格圏から抜け出している。チーム状況は確実に上昇しているだけに、鎌田自身も調子を上げていきたいところだ。 「僕の特徴的には、チームの良し悪しが自分のプレーにかなり影響しやすい方。もう若くもないんで、色々ヨーロッパに来てから経験もしてて、去年のラツィオの時もそうでしたけど、チームが最初良くない状態で、自分自身もなかなかいいプレーができずっていうので、ズルズル去年も行ってしまった」 「今年もそれと似たようなものはすごくあるなっていう風に思ってて。明らかにチームとして、今は全然、最初勝ち点を取れなかった時とは全く違うし、僕自身も中に入った時のやりやすさだったりは全然違う。チームが良くなるっていうのはすごく僕にとっても大事かなと思います」 2019年の11月下旬。約5年前にヨーロッパリーグの試合で北ロンドンを訪れた際には、鎌田の2ゴールでガンナーズを沈めた。その際、当時まだ23歳だった彼は「ここで終わるつもりはない」と言い放った。 21日のリーグ戦では、本拠地セルハーストパークに奇しくもそのアーセナルを迎えて、リーグカップのリベンジマッチに挑む。スタジアムこそ異なるが、同じ対戦相手に、あの輝きを再び見せることができるのか。28歳のプレミアリーグ挑戦はまだ始まったばかりだ。 取材・文●松澤浩三
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