都心から日帰りOK! 箱根をぐるっと巡る「絶景&味なスポット」6選
お店でコトコト煮込んだ小豆を使ったデザートが人気の和カフェで、コーヒーを組み合わせて楽しむのがモトナミ流。小豆は北海道産のとよみ大納言にビート(甜菜)糖を加えて煮ることで、口の中で甘みがすーっと抜けて後味がさっぱりしているのが特色です。 季節を問わず人気ナンバーワンを誇るのが創作パフェ「宮ノ下小町」。フルーツとグラノーラ、小豆、ジェラートソフトに3色の白玉だんごが添えられていて、食感も楽しく食べ応えも十分。確かにコーヒーと一緒にいただくとおいしいですよ。
階段を上がった2階は、待合所時代は「階上喫茶店」として使われていた空間。現在はハンモックや古いオルゴール、ご主人ゆかりのアーティストの作品などが飾られ、窓際の席からは「富士屋ホテル」を眺められます。
【宮ノ下】意外な組み合わせがクセになる『渡邊ベーカリー』の名物パン
宮ノ下のメインストリート、セピア通りのゆるやかな坂道の途中にある『渡邊ベーカリー』は、明治24(1891)年創業の老舗パン屋さん。 器に見立てたフランスパンの中にアツアツのビーフシチューを詰めた「温泉シチューパン」が有名ですが、意外な組み合わせがクセになる独創的なパンもそろっているのです。
それがこちら「丸ごとみかん」と「梅干あんぱん」。みかんも梅干も、お隣、小田原ならではの名産品ですね。
切って断面を見てみると、ご覧の通りみかんと梅干しが丸ごとパンの中に入っています。期間限定の「丸ごとみかん」は、ラム酒漬けにした小ぶりなみかんにカスタードクリームとメイプルシロップという、意外な組み合わせですが、ちょっと大人な味わいで日本茶によく合います。 「梅干あんぱん」は自家製の梅干しをこしあんで包んであり、食べてみると甘いと酸っぱいが交互に訪れ、それぞれの味を引き立てるような不思議なハーモニーを感じます。ブラックコーヒーがよく合いますよ。
●SHOP INFO 渡邊ベーカリー 住:神奈川足柄下郡箱根町宮ノ下343-3 TEL:0460-82-2127 営:9:30~17:00 休:水曜、第1・3・5火曜(臨時休業あり)