パリ五輪開催国のフランスがW杯王者のドイツを撃破…地元での初優勝をかけて決勝へ
8月8日(現地時間7日)、ベルシー・アリーナで「第33回オリンピック競技大会(2024/パリ)」の男子バスケットボール競技決勝トーナメント準決勝が行われ、フランス代表(FIBAランキング9位)がドイツ代表(同3位)と対戦した。 第1クォーターを制したのはドイツ。デニス・シュルーダーやフランツ・ワグナーを中心にテンポよく得点を重ね、フランスは18-25と7点ビハインドを背負うことに。しかし続く第2クォーターはビクター・ウェンバンヤマが続け様に得点し、ディフェンスでもドイツを8得点に抑え、33-33と同点でハーフタイムを迎える。 第3クォーターは一進一退の攻防が続くも、終盤にエバン・フォーニエの3ポイントなどでフランスが突き放し、56-50と6点リードで最後の10分間へ。 第4クォーターに入ると、フランスはウェンバンヤマやフランク・ニリキナの3ポイントが決まり、ジリジリと点差を離していく。試合時間残り6分の時点で点差は11点まで拡大。その後はドイツの怒涛の追い上げをギリギリのところで凌ぎ切り、最終スコア73-69でフランスが勝利を収めた。 フランスはガーション・ヤブセレがチームトップの17得点。イサイア・コルディニエも16得点で続いた。一方、敗れたドイツはシュルーダ-が18得点を挙げるも、勝利には届かなかった。 ワールドカップ王者を破り準決勝突破を果たしたフランス。悲願の初優勝に向けて、10日28時30分(日本時間)に行われる決勝ではセルビア代表(同4位)とアメリカ代表(同1位)の勝者と対戦する。 ■オリンピック 男子バスケットボール 決勝トーナメント準決勝 試合結果 フランス 73-69 ドイツ FRA|18|15|23|17|=73 GER|25| 8|17|19|=69
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