八戸学院光星監督「新バットは飛ばそうと思うから…」 センバツ
第96回選抜高校野球大会は18日、阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)で開幕し、開幕試合の1回戦で昨夏の甲子園8強の八戸学院光星(青森)が5―3で昨秋の東京大会優勝の関東一に勝利した。 【写真】新しいバットと旧基準のバット 八戸学院光星の仲井宗基監督の主なコメントは次の通り。 ◇夢舞台で張り切りすぎたかな ◇八戸学院光星・仲井宗基監督 苦しい試合だったが、選手たちは粘り強く戦ってくれた。今冬の(地元の)八戸は雪が多く、一切グラウンドでは(練習が)できなかった。厳しい環境で練習して力をつけた成果だった。 (延長十一回の勝ち越し打を放った途中出場の萩原は)こちら(関西)に来てからの練習試合でも、「ここぞ」の代打で調子はよかった。どんな投手でも自分のスイングができていた。打つ方は十分レギュラークラス。 (低反発の新基準の金属バットは)飛ばないというか……、飛ばそうとするから飛ばないと思っている。しっかり芯で捉えれば飛んでいく。どうしても初戦で夢舞台の甲子園で張り切りすぎるのがあったのかなと思う。 ただ、練習試合をしてもヒットは続かなかった。連打、連打で打ってくれると思ったら大間違いだった。 (延長十一回を戦い、長打が出なかったが)次は出るのを祈っている。野球を動かすのは長打。次があるので練習で修正したい。