【ジャパンＣ・厩舎直送】欧州遠征から帰国初戦のシンエンペラー「東京コースは絶対に合う。一番合う」
［ＧⅠジャパンカップ＝２０２４年１１月２４日（日曜）３歳上、東京競馬場・芝２４００メートル］ シンエンペラー（牡３・矢作）はＧⅠ日本ダービー３着以来となる国内戦。ヨーロッパ遠征の近２走（ＧⅠ愛チャンピオンＳ３着、ＧⅠ凱旋門賞１２着）は敗れているが、東京芝２４００メートルの舞台で巻き返しを期す。吉田助手は「東京コースは絶対に合う。一番合う。この２戦の海外での経験もマイナスにはならないと思うから」と前向きな姿勢だ。 １３日の１週前追い切りでは栗東ウッド６ハロン８１・２秒１１・０秒のタイムをマーク。帰国初戦になるが、活気のあるしぐさを見せていた全休日１８日の姿からも、体調に不安はなさそうだ。 「調教で動けているので。メチャクチャいいというわけではないけど、状態が悪いわけではないので。余計なことをしなくなっているし（春と比べて）馬体に幅も出ているから」と同助手は説明する。 前走はヘビーなロンシャンの重馬場。さらに、枠順の関係から馬群の内に入れられず、道中でうまく力をタメきれなかった。猛烈な伸びで詰め寄ったダービーの走りは記憶に残るもの。良馬場の府中で反撃に転じる。
東スポ競馬編集部
