【ジャパンC・厩舎直送】武豊ドウデュースが最強証明へさらに状態アップ 陣営「まだ上がり目がある」
[GⅠジャパンカップ=2024年11月24日(日曜)3歳上、東京競馬場・芝2400メートル] 今度は〝世界の舞台〟で現役最強の力を誇示してみせる。ドウデュース(牡5・友道)は前走の天皇賞・秋で4年連続のJRA平地GⅠ制覇を達成(史上7頭目)。完全復活を遂げたチャンピオンホースがこの中間、さらに調子を上げている。 「前走の翌週には馬場入り。少しでも動かしていないとエネルギーがたまり過ぎるので。1週前追いは僕がリードホースに乗っていて、併入のイメージでしたが、アッサリとかわされて…。まだ上がり目があるのだろうと驚かされましたね」 13日の栗東ウッドでラスト1ハロン10・9秒と文句なしの伸び。大江助手がハイトーンで圧巻の調教を振り返る。騎乗した武豊に「スピード違反」とまで言わしめた動きは、確かに前走以上を思わせるものだった。 今回も、戦いのステージは実績を残してきた府中。「前回はトップレベルのレースで、驚かされるパフォーマンス。東京競馬場では持ち時計(2分21秒9)があるし、スローペースになっても差し切れる瞬発力があるので」。同一年度の天皇賞・秋、ジャパンCを連勝すれば、昨年のイクイノックスに続く史上6頭目の記録。最高の走りで、快挙を決める。
東スポ競馬編集部