クロス・ヘッド株式会社は17日、同社が提供してきた情シス支援サービス「情シスSAMURAI」から抽出した顧客ニーズを凝縮し、情シス業務に関連するさまざまな情報を集約管理できるツール「SAMURAI-Box」を提供開始した。 　クロス・ヘッドは、設立30年以上のIT業界の経験から数多くの知見やノウハウをより多くの顧客に展開するため、2019年から専門チームで情シス業務支援を行うサービス「情シスSAMURAI」を提供している。このサービスは、人材不足で情報システム部門の運営に苦慮する企業向けに、チーム体制で情シス業務の支援や情報資産の管理などを行うことで、企業の中長期的なIT戦略の土台となる「情シス体制構築」「IT統制」を実現している。 　SAMURAI-Boxは、情シスSAMURAIを提供する中で把握した共通ニーズをツール化し、SaaS型サービスとして提供する。 　ドキュメント管理台帳では、「各種システム利用手順書保管」「システム設計関連資料管理台帳」「IPアドレス管理台帳」「運用管理資料」を提供。人事台帳では、「ユーザー台帳」「組織台帳」「メーリングリスト台帳」を提供する。 　資産管理台帳では、「ソフトウェア・クラウド管理台帳」「契約管理台帳」「インフラ機器管理台帳」「ハードウェア資産管理台帳（PC管理台帳・スマートデバイス管理台帳・備品管理台帳・一時貸し出し用機器管理台帳・保守管理台帳）」を提供。業務管理台帳では、「問い合わせ管理」「問題管理」「変更管理」「IT作業管理」「IT企画管理」「FAQ」「連絡先一覧」を提供する。 　また、ヘルプメニューとして、「SAMURAI-Box利用手引き」「Pleasanter FAQ」「機能追加方法」を提供。さらに、各台帳管理に必要なマスタ情報を管理する機能を提供する。 　SAMURAI-Boxの価格は、月額6万円（最低契約期間3カ月）。