約3年ぶりにスマホを新調。Pixelシリーズを初めて買った
このコラムは、編集部員やライターがこの1年を振り返り、実際に買って「良かった!」と思う製品を簡単に紹介するコーナーです。 【画像】標準のレコーダーアプリ。精度はそこそこだがリアルタイムで文字起こしされる。再生時間とテキストが連動していて、聞き返しやすいのも便利 6月にCOMPUTEX 2024の取材で台湾へ出向いたときのこと。会場である台北南港展覽館で自前のスマホ(Xiaomi 11T Pro)をうっかり地面に落としてしまった。幸いディスプレイは無事で動作も問題なく、取材に影響は出なかったものの、背面ガラス(と筆者の心)がバキバキに。 帰国後も使い続けていたのだが、何となく発熱量が増えたように感じるようになり、バッテリの持ちが急速に悪化。カメラにも不調が出てきてしまい、これでは普通に使うのにも困るということで、約3年ぶりに新調することにした。以前から1度使ってみたいなと思っていたのと、最新機能がすぐに試せる点も魅力的ということで、今回はGoogleの「Pixel 9 Pro XL」を選んだ。 実際に使ってみると動作は軽快で、写真は綺麗に撮れるし、バッテリもよく持つしで今のところ満足している。あまりスマートフォンでゲームをしないこともあって、処理性能の面での不満は感じていない。ただし、いくつかゲームを遊んでみた感じ、重量級のタイトルを快適に遊ぶなら、ほかのフラグシップスマホやゲーミングスマホを買ったほうが良さそうに思う。 最新のAndroidの機能が触れるのもいい。通話スクリーニングなどAIを使った機能も搭載していて、中でも助かっているのは標準の「レコーダー」アプリ。文字起こし機能がとても便利で、取材の際などに活躍してくれている。16GBの大容量メモリも相まって、今後登場するであろうさまざまなAI機能が試せるのも楽しみだ。 ちなみに購入したのは256GBモデルで、価格は19万2,900円。ほかのAndroidスマートフォンなら最上位モデルを買ってもお釣りが来ることもある金額で、割引や下取りを併用したとは言え、お財布へのダメージは大きかった。 なお、Pixel 9シリーズはOSおよびセキュリティのアップデートが7年間提供されるとのこと。実際に本体が7年も持つのかというのはいったん置いておいても、これから長く相棒として使っていけそうだ。
PC Watch,宇都宮 充