美容家が提唱「50歳からの“こすらない”美肌テク」やりがちな“肌こすり”が老け顔の原因だった
肌をきれいに保ちたいと、日々行っているルーティンが実はダメージを招いているとしたら……。多くの芸能人から支持される美容家の石井美保さんは「洗顔、スキンケア、メイクの際の“肌こすり”を極限まで控えるだけで美肌に生まれ変わります」と断言。くすみやシミが気になる人は試してみて! 【写真】“こすらない”美容テクの基本となる手の使い方 「シワやシミ、たるみを年齢のせいだと諦めている方が多いですが、実はほとんどの方が、自分で老け顔をつくっているんです」と語るのは、人気美容家・石井美保さん。
毎日のケアやクセが老け顔の原因だった
石井さんといえば、48歳にして透き通るような美肌の持ち主として知られるが、かつてはくすみや乾燥、シワ、毛穴など、さまざまな肌悩みを抱えていたそう。 しかし、20代後半の時にまつげエクステサロンを開業。まつげエクステが取れないように、そっと顔を洗うようにしたところ、たった1週間で肌が激変。偶然の賜物(たまもの)の「こすらない洗顔」で、みるみる肌悩みが消えていったという。それ以降、「こすらない美容」を提唱するように。 「洗顔やスキンケアに限らず、日常の動作でも、頬杖をついたり、顔を押しつぶすように横向きに寝たりしていませんか? それだけでも、肌に老化現象が刻まれていきます。どんな化粧品を使うかよりも、まず普段何げなくしている行為の中に、肌を劣化させる原因がないかを見直してほしいんです」(石井さん、以下同) 肌への負担大!! 肌こすりアクション □ ゴシゴシ洗顔 □ 頬杖をつく□ 口元を触る □ 指のばしメイク □ 横向き寝 □ 目をこする 実践すれば1か月ほどで、肌質が変わったと実感できるそう。 「肌は取り替えのきかないものだからこそ、今見直しを。更年期のホルモンの乱れから肌がゆらぎやすい50歳からは特に意識を高めて。何歳からでも、こすらなければ美しい肌になります」 すぐに始められて効果抜群の美肌ケア。さっそく始めましょう! 美容液よりベースメイクとクレンジングの見直しを 毛穴の開きやくすみが気になる人ほど、ファンデを厚塗りして、それを落とすためにこすり洗いをしがち。 「肌をこすることで、肌表面のバリアが壊れます。そうすると乾燥や炎症を引き起こし、それがシミやくすみ、クマの原因となります。さらに古い角質がたまる“角化現象”が起きて、毛穴目立ちを引き起こすなど、その悪影響はあらゆる方位へ及んでしまうのです」 だからこそ、高級な美容液に頼る前に、メイクアイテムを見直すべきと石井さん。 「スキンケアより、ベースメイクを薄づきで落としやすい最新のものに見直すことが美肌への近道。また、クレンジングは洗浄力が高いほど、肌への負担も高くなります。洗浄力の高いオイルを使い続けるのではなく、泡やジェルタイプなど肌への負担が少ないものがおすすめです」 顔の摩擦はとにかく厳禁!“やさしくなでる”“そっと置く”を徹底した肌ケアを。 「顔マッサージも、皮膚をいじめず、上へ上へとやさしくなでるだけにとどめましょう」