「コンビニのコーヒー」を買う場合と「インスタントコーヒー」を持参する場合では「年間費用」はどれだけ違うのでしょうか?
コンビニのコーヒーとインスタントコーヒーなら、一般的にはインスタントのほうが安く済むものですが、具体的にどれくらい差があるか、気になる方も多いでしょう。1杯あたり100円前後と安価なコンビニコーヒーでも、毎日飲み続ければ年間の費用は高くなってしまいます。 しかし、どうせ飲むならインスタントよりも、本格派のコーヒーを飲みたいと思う人もいるでしょう。今回は、コンビニのコーヒーとインスタントコーヒーの費用を比較します。
コーヒー1杯にかかるコストはどれくらい?
まずは、コンビニとインスタントのコーヒー1杯にかかる費用を比較しましょう。コンビニで提供されているコーヒーは、SサイズとLサイズがあります。それぞれの価格は、表1の通りです。 表1
出典:コンビニ各社の販売価格より筆者作成 Sサイズはどこも同じような価格帯ですが、Lサイズに関してはコンビニによって40円程度の差があります。なお、上記の価格は通常のホットコーヒーの価格です。 対してインスタントコーヒーですが、こちらも使う商品によって1杯あたりのコストが異なります。ネットスーパーで販売されているインスタントコーヒーの販売価格と1杯あたりのコストは、表2の通りです。 表2
出典:東急ベル「東急ネットスーパー」の価格より筆者作成 両者を比較すると、その差は1/10~1/4で、インスタントコーヒーのほうが安いと分かります。ただしインスタントコーヒーは好みによって使用量が変わるため、あくまで最低限必要な量を使った場合のコストである点にご注意ください。 ■1年間飲み続けた場合の費用を比較 上記のコストでそれぞれ1年間(365日)1杯ずつ飲み続けた場合の費用を算出します。コンビニコーヒーの価格は約120円~220円のため「120円~220円×365日」で、年間の費用は4万3800円~8万300円です。 一方、インスタントコーヒーは1杯あたり12.8円~33.2円のため「12.8円~33.2円×365日」で、4672円~1万2118円かかります。両者の差は3万1682円~7万5628円で、インスタントコーヒーのほうが節約につながることがわかります。 1日1杯のコーヒーをインスタントに変えるだけでかなりの金額差があるため、節約効果は大きいといえるでしょう。