ロッテはなぜ石川柊太を獲得? 吉井監督の惜しみない絶賛「前から凄いピッチャーと」
今季は15試合に登板して7勝2敗、防御率2.56を記録
ロッテは11日、国内フリーエージェント(FA)権を行使していたソフトバンク・石川柊太投手の獲得を発表した。ロッテ、巨人、オリックス、ヤクルトに加え、宣言残留を認めていたソフトバンクを含めた5球団による争奪戦を射止めた格好だ。吉井理人監督は獲得が決まり、右腕への思いを明かした。 【写真】ロッテ加入の石川柊太、元アイドルの美人妻と肩を寄せ合いアツアツ2ショット 石川は11月8日にFA権を行使するための書類を球団に提出。その際に「他球団の評価を聞いてみたいという思い。(交渉球団から)来てほしいという思いが伝わってくるっていうのを大切にしたい」と話していた。宣言から1か月以上が経ち、遂に新天地が決まった。 球団を通じ、32歳右腕を射止めた吉井監督は「前から凄いピッチャーと思いながら、みていました。マリーンズのローテーションの柱の一人として、大いに期待をしています」と称賛。さらに「特徴的なストレートと鋭い変化球が持ち味の投手で、入団をしていただけることが決まり、とても嬉しく、そして頼もしく思います」と喜びを語った。 今季は15試合に登板して7勝2敗、防御率2.56。なかでもロッテの本拠地ZOZOマリンスタジアムでは3試合に登板して2勝負けなし、計12イニングを投げて無失点と抜群の相性を見せていた。育成入団から駆け上がり、2020年には11勝、勝率.786で投手2冠に輝いた。今季パ・リーグ3位のロッテにエースが加わった。
Full-Count編集部