エンバペ&ヴィニシウスが揃い踏み! レアルがセルタとの接戦制す…次節“エル・クラシコ”へ
ラ・リーガ第10節が19日に行われ、セルタとレアル・マドリードが対戦した。 昨シーズンにラ・リーガとチャンピオンズリーグ(CL)を制覇したレアル・マドリードは、今夏の移籍市場でキリアン・エンバペを獲得し戦力拡充に成功。リーグ戦では無敗を維持しているものの、9試合中3試合をドローで終え、CLではリールに敗れるなど勝ち点を落とす試合も散見される。連勝を目指す今節は9位セルタの本拠地に乗り込んでの一戦。エンバペやヴィニシウス・ジュニオール、ジュード・ベリンガムらがスタメンに名を連ねた。 【ハイライト】エンバペ&ヴィニシウスが揃い踏み!モドリッチが絶妙パスで決勝点をアシスト! 序盤はセルタが縦への鋭い攻撃でチャンスを作る。8分、後方からのロングフィードを受けたボルハ・イグレシアスがワンタッチで左サイドのスペースへ展開。ヴィリオット・スウェドベリがGKと1対1の決定機を迎えたが、ティボー・クルトワのスーパーセーブに阻まれ得点とはならない。すると20分、エドゥアルド・カマヴィンガのインターセプトからボックス手前中央のエンバペにボールが渡る。右足の強烈なシュートがゴール左隅に突き刺さり、レアル・マドリードが先制に成功した。 セルタは失点直後、イグレシアスが流れてきたクリアボールを収めてネットを揺らすも、オフサイドの判定で得点ならず。その後はチャンスの数こそ限られているものの、レアル・マドリードが優位に試合を進める。39分、フェデリコ・バルベルデの右からの斜めのクロスにヴィニシウスが頭で合わせるも枠を捉えられず。41分にはヴィニシウスがドリブルでボックス内へ侵入し、抜群の緩急で対峙したDFを置き去りにしたが、シュートは精度を欠いてしまった。 後半開始早々の46分、右サイドのスペースでボールを収めたベリンガムがドリブルでボックス内へ侵入したが、右足のシュートは枠の左へ。レアル・マドリードがチャンスを逃すと、セルタが51分に試合を振り出しに戻す。オスカル・ミンゲサが味方とのワンツーで右サイドを突破すると、グラウンダーのクロスをスウェドベリがダイレクトでゴール右隅へ流し込んだ。 追い付かれたレアル・マドリードは63分に2枚替えを敢行。ロドリゴとルカ・モドリッチを投入し、状況の打開を図る。すると66分、敵陣中央でボールを収めたモドリッチが針の穴を通すような鋭いスルーパスを供給。斜めのランニングで抜け出したヴィニシウスがGKをかわして冷静に流し込んだ。再びビハインドを負ったセルタは、失点後にジョナタン・バンバやミンゲサにチャンスが訪れるも、GKクルトワの好セーブもありネット揺らせない。 セルタは後半アディショナルタイムにも決定機を作ったが、またもやGKクルトワが立ちはだかり同点とはならず。試合はこのまま1-2で終了した。次節、セルタは27日にアウェイでレガネスと、レアル・マドリードは26日にホームでバルセロナとの“エル・クラシコ”に臨む。 【スコア】 セルタ 1-2 レアル・マドリード 【得点者】 0-1 20分 キリアン・エンバペ(レアル・マドリード) 1-1 51分 ヴィリオット・スウェドベリ(セルタ) 1-2 66分 ヴィニシウス・ジュニオール(レアル・マドリード)
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