「昨年も松山の優勝から始まった」 “正月ムード”を吹き飛ばした松山英樹の“-35”記録的V…世界1位への可能性、松山に続きたい日本勢の2025年
クリスマスだとか、年末年始といったイベントごとは関係ないらしい。少なくとも松山英樹と、周りの近い人たちにとっては。 【秘蔵写真】「めっちゃ若い~!」イケイケだった石川遼をガン見する18歳松山英樹(他30枚超) 新年2日に始まったPGAツアー、ザ・セントリー。マウイ島での2025年シーズン開幕戦を松山が制した。前年のツアー大会優勝者、ランキング上位者のみが参加できるエリートフィールドで挙げた通算11勝目。戦いぶりは、日本のお屠蘇ムードを吹き飛ばす記録的Vだった。
世界ランキングは5位に浮上
18ホールでパー73設定のプランテーションコースでは、例年ロースコアが連発される。事実、ことしの全選手の1ラウンド平均スコアは68.74。つまり1日4.26アンダーで回る計算だ。 初日から65、65、62、65をマークした松山は平均すると64.25、なんと1日あたり8.75アンダー。長いツアーの歴史で最高の4日間通算35アンダーをマークした。また、バーディ以下のスコアで終えたホールは35(2イーグル、33バーディ)で、こちらもツアー記録を更新。4日間プレーして、ほぼ半分がバーディ……。巷のアマチュアゴルファーだけでなく、プロにだって夢のようなスコアカードに違いない。 世界ランキングは6位から5位に浮上した。ちょうど1年前は50位、2月のジェネシス招待で2シーズンぶりの優勝を飾る前は55位だった。鮮やかな復活ロードにまだ続きがありそうなのが頼もしい。 そこへ来ると、頂点まではいかほどか、も気になってくる。タイガー・ウッズをはじめとした各時代を牽引するスターの称号。松山のキャリアにおける「やることリスト」にも世界ランク1位の項目は入っているはずだ。 週ごとに更新される世界ランキングは、選手が直近2年で出場した大会で成績順に得るポイントの和を、出場試合数で割った平均ポイントの多さで競う。各大会に割り当てられるポイントは4大メジャーを筆頭に試合の格、選手層によって異なる。例えば優勝者は4大メジャーで100pt、それに“第5のメジャー”プレーヤーズ選手権で80pt、それに準ずる試合で約60~70ptを手にする(ちなみに日本ツアーでは昨年、勝者が試合内容等によって得るボーナスポイントを含めて10pt前後だった)。 松山の自己最高位は2位。「全米オープン」で2位に入った2017年6月から8月までの、のべ7週で記録した。当時の1位はダスティン・ジョンソン。厳密には当時とランキングシステムは少々変わっているのだが、同8月20日付の平均ポイントで1.9801差まで迫った。
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