参考人招致は「速やかに協議」30年ぶり野党が予算委員長で“論戦に変化” 石破内閣で初の予算委【news23】
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石破内閣発足後、初めて予算委員会での論戦が行われました。委員長席に座ったのは立憲民主党のベテラン議員。少数与党となったことから、野党が30年ぶりに委員長を務めますが、国会論戦にも変化があらわれているようです。 【写真を見る】ヤジに対し、ムッとしたような表情を浮かべる石破総理 ■30年ぶり野党が予算委員長 変化は? 5日朝、笑顔で予算委員会室に姿を見せた石破総理。 石破総理 「おはようございます、どうもお世話になります」 安住淳予算委員長 「いえ、こちらこそ」 声をかけたのは、30年ぶりに野党として予算委員長に就任した立憲民主党の安住議員です。 「委員長、座り心地はいかがですか?」 安住予算委員長 「あまりよくない」 石破総理 「そのイス、あんまり座り心地良くないよね」 安住予算委員長 「委員長やってましたっけ?」 和やかな雰囲気で始まった予算委員会。 しかし、立憲民主党の野田代表が裏金問題の再調査について石破総理を質した際には... 立憲民主党 野田佳彦代表 「きょう改めて聞きますが、この問題について党として再調査する気持ちがあるのか」 石破総理 「それ何が問われているかというと…」 ヤジ 「むにゃむにゃしゃべるな」 石破総理 「きちんと、ものを申し上げております。よくお聞きください」 ヤジに対して、ムッとしたような表情を浮かべる場面も... 企業・団体献金の禁止をめぐっては... 野田代表 「我々は改革の本丸は企業・団体献金の禁止だと思っている」 石破総理 「我々の立場は一貫しているのですが『禁止』よりも『公開』ということだと思っています」 野田代表 「年内に企業・団体献金の問題も含めて、決着をつけようではありませんか」 石破総理 「いつまでも引き延ばしていいなどと言うことは全く思っていません。議論の熟度を上げ、頻度を上げ、どれほどそれが煮詰まっていくかということ、当然でしょう。議論やっているわけですから」 石破総理は“企業・団体献金そのものが悪ではない”と繰り返し、議論は平行線をたどっています。 ■論戦に“変化”…参考人招致は「速やかに協議」 少数与党として臨んだ予算委員会ですが、その論戦に“変化”が見えたといいます。