駒沢大が2位、国学院大6位・青学大10位で「花の2区」へ
第101回箱根駅伝は2日に往路が行われ、21チームの走者が午前8時に東京・大手町の読売新聞社前を一斉にスタートした。(デジタル編集部) 【一覧】箱根駅伝2025 全チームの区間エントリー選手&区間記録
1区(大手町~鶴見中継所=21・3キロ)を担うのは、史上6校目の大学駅伝3冠を目指す国学院大が出雲4区と全日本5区でともに区間賞と成長著しい野中恒亨(ひろみち)(2年)。
2年ぶりの王座奪還を目指す駒大は前回6区を走り区間12位の帰山侑大(3年)。昨年11月の上尾シティハーフマラソンで好走した。
連覇を狙う青山学院大は前回10区で区間2位の宇田川瞬矢(3年)。
出雲、全日本とも4位の創価大は、斉藤大空(そら)(2年)。
前回3位の城西大は前回6区で区間13位ながら櫛部静二監督が「成長が著しい」と評価する久保出雄太(4年)。
前回6位の法政大は3年連続で山下り担い、前回は6区区間賞も獲得した武田和馬(4年)が入った。
前回7位の早稲田大は3年連続で間瀬田純平(3年)に託す。
前回4位の東洋大は石田洸介(4年)に代わり、前回、前々回と2年連続で3区を担った小林亮太(4年)。
前回は体調不良者が続出して13位に沈んだ中央大だが、チームの上位10人の平均タイムは今回トップ。1区に前回7区で区間賞の吉居駿恭(しゅんすけ)(3年)が入った。全日本7区で区間14位だったが、11月23日のMARCH対抗戦1万メートルで学内記録の27分44秒48をマークするなど調子は上向きだ。
予選会トップ通過の立教大は63年ぶりのシード権獲得を目指す。全日本1区で区間6位の吉屋佑晟(3年)を起用した。
前回16位の日本体育大は2年連続で平島龍斗(3年)。23チームが出場した前回は区間最下位だったが、昨年11月の全日本1区で区間賞を獲得している。
【経過】
スタート300メートルで中央大・吉居が飛び出し、独走状態に。
5キロ付近、吉居から距離を置いて続くのが関東学生連合の片川祐大(亜細亜大4年)、そして専修大の日本人エースで、予選会個人21位の新井友裕(3年)。その後に大集団が続く。新井はその後、集団にのみ込まれた。