【ビジネスの極意】社員の成長意欲をかき立てる秘訣とは? |社員の成長を促す実践的な方法を解説
成長意欲を高めるポイント
社員の成長意欲を高めるための方法はいくつかあるので、下記で紹介する方法を実践して効果を測ってみましょう。 社員や従業員の成長意欲を高めるマネジメントの仕組み作りができれば、エンゲージメントが高まって生産効率も良くなります。 ◆自己肯定感の形成 自己肯定感は成長意欲と深いかかわりがあるので、社員が自己肯定感を持てるように環境を整備しましょう。 自己肯定感とは、自分自身を「自分はよくやっている」「自分自身には価値がある」と肯定的に評価することを指しますが、自己肯定感を高めるためには自分自身の感情だけでなく、周囲の環境も重要な役割を果たしています。 例えば、直属の上司から労いの言葉をかけてもらったり、褒めてもらえたりすると、誰でも良い気分になるはずです。そのため、定期的に上司との1対1のミーティングの場を設けたり、業務を振り返って自分がよくできた点を振り返るなど、自己肯定感を形成できるような仕組みを作るといいでしょう。 上司から労ってもらえると「自分は頑張っている」といったように、自分自身でも肯定的に捉えられるようになるので、仕事のモチベーションや成長意欲の向上に繋がります。 ただし、上記は一般的な考え方です。弊社識学では上司が部下をねぎらうような気遣いをよしとしていません。詳しくは後述します。 ◆自己効力感を高める 自己肯定感に加えて、自己効力感を高めることも成長意欲を高める上で効果的です。 自己効力感とは、「自分自身に目標を達成するために必要なスキルが備わっている」と認識し、「うまく仕事を進められるだろう」とポジティブに捉えることを言います。 なお、自己効力感が高いと、どのような状況でも「自分は成功できる」という心持ちで仕事を進めるようになるので、アウトプットの質が向上する傾向にあります。自信を持てずに仕事に取り組む人よりも、自信をもって仕事に取り組む人の方が仕事のパフォーマンスが高いのは当然と言えるでしょう。 また、自分自身で自己効力感を高める他にも、ロールモデルとなる社員の考え方やマインドを学ぶことも効果的です。全社員が自信を持ち、自己効力感を持って仕事をこなしていけば、自然と企業活動も活発化するでしょう。