800年の伝統 遠山郷の霜月祭り 天狗の「湯切り」で新年の魂を授ける【長野・飯田市】
南信州・遠山郷で、冬の訪れを告げる国の重要無形民俗文化財「霜月祭り」が7日始まりました。 国の重要無形民俗文化財に登録されている「霜月祭り」は飯田市の遠山郷に約800年前から伝わります。 見せ場は、天狗が煮えたぎる湯を素手で飛ばす「湯切り」。 一年の邪気を払い、新年に向けて新たな魂を授けるとされています。 地元の子どもたちも参加し、渾身の舞を披露しました。 ■京都から 「初めてなので興奮して、すごく面白かったです」 霜月祭りは飯田市南信濃と上村の8カ所の神社で21日まで開かれます。