「患者のためにしっかり働きたい」冬のボーナス巡り 長野中央病院の労組が3回目の時限ストライキ【長野・長野市】
冬のボーナスが要求額を大幅に下回っているとして、長野市の病院で組合が時限ストライキをしました。ストライキは3回目で、異例の事態となっています。 長野中央病院では、集まった組合員などおよそ150人が、午前8時45分から29分間のストライキに入りました。 ■長野地域民医連労働組合・原さえ子 執行委員長 「患者さん利用者さんのためにしっかり働きたいから、自分たちの要求を少しでも改善してほしい」 組合によりますと経営側から提示された冬のボーナスは当初0.6カ月分でした。 ストライキは3回目ですが、上積みは0.2カ月にとどまり、去年の1.5カ月分にも及んでいません。 使用者側の理事は「物価高騰など経営環境が厳しい中、引き続き誠実に対応したい」としています。