睡眠の質が向上! 快眠セラピストに聞く、ぐっすり眠るために取り入れたい「お風呂での習慣」
お風呂で睡眠の質は上げられる!
なにかとストレスフルな世の中で頑張っているオトナの皆様…毎日、本当にお疲れ様です。 【こちらも話題】睡眠の専門家が教える「眠りの質」が劇的に変わる方法 「しっかり寝たのに、いつも疲れてる…」を改善! 仕事や日々の生活、趣味や友人との付き合いなどと、忙しくしている中で「なかなか眠れない、朝起きられない…」なんてお悩み、ありませんか? 忙しすぎると自分のケアにまで手が回らないかもしれませんが、実は、お風呂の入り方をちょっと変えるだけでも、睡眠の質を向上させることができます。 そこで今回は、快眠セラピストの三橋美穂さんの著書『オトナ女子の不調と疲れに効く 眠りにいいこと100』(かんき出版)から一部抜粋して、体温と睡眠の関係や、眠りの質を高める入浴法について詳しく解説します。 忙しくても、すぐ実践できる、”ちょっとの工夫”なので、ぜひとも取り入れてみてくださいね!
ぐっすり眠るには ぬるめのお風呂に15分
(これに効く!)肩・首のコリ、寝つき、疲れ 寝つきがよくなるお風呂の入りかた 【寝る1時間前までにお風呂へ 体温が下がって寝つきがよくなる!】 体温と睡眠には、密接な関係があります。体温は1日の中で約1度の高低差があり、最低体温は起床2~3時間前、最高体温は入眠する時間の約5時間前となります。 寝る前に体温を少し上げておくと、体温がストンと下がるタイミングで寝つきやすくなります。おすすめは、就寝1~2時間前の入浴です。寝つきをよくしたり、深い眠りが増えたりする効果があります。 入浴の際は、ぬるめのお湯に15分入りましょう。お湯の温度は、夏は38~40度、冬は39~41度が適切です。全身浴で15分くらいゆっくり入ると、額にうっすら汗をかいてきます。これが、深部体温が上がった印。入浴には、体温上昇だけでなく、水圧作用による血行促進、浮力作用による気分のリラックスなどの健康効果もあります。 入浴後は、体温が下がるまでに時間がかかるので、一度早めの時間に入浴して、何分後に眠気が強くなるのかを試してみてください 【POINT】 ・寝る1~2時間前にお風呂に入るとぐっすり眠れる ・40度程度のぬるま湯に15分くらい入るのが◎ ・早めに入浴して何分後に眠くなるか試してみる