【絶滅寸前!? 昭和メシ】vol.1 町中華で見つけた80歳のおばあちゃんが作る究極の餃子『萬新楼』
時代を超えた人情と変わらぬ日常
おばあちゃんに「食べログで5をつけている人が多いですね」と伝えると、「なんだかわからないけどありがたいねぇ」と控えめに微笑みます。その姿に、時代を越えて受け継がれてきた人情が垣間見えます。 日常の何気ない一瞬に、昭和の情景が広がります。この町中華は、ただの料理店ではなく、人々の思い出とともに続いてきた時代の象徴でもあるのです。 「値上げしてもいいから、ずっと続けてほしい」。そんな気持ちで、おばあちゃんの作った餃子を頬張ります。 「うーん、これは瓶ビールが必要だ」 このお店が昭和から令和に至るまで、時代を越えて続いてきたことに感謝しながら。 次回もまた、昭和の文化を感じさせる一軒を訪ね、時代の宝物を探しに出かけます。どうかお楽しみに。
●SHOP INFO 萬新楼 住:神奈川県横浜市神奈川区神之木町14-6 tel:045-431-8625 営:13:30~18:00 休:金 ●著者プロフィール 鈴木英司 某IT企業役員 1977年横浜生まれ。 普段はデジタルを追い、土日は未だドアを開けたことのないお店を訪れ昭和へのタイムリープの扉を探す。好きな場所は路地裏。
取材・文◎鈴木英司 編集◎ヨネダ商店