大阪モデル「赤信号」引き上げ決定 吉村知事「府民のみなさんとリスクを共有する」
インフルエンザとコロナの同時流行が府内で起こる可能性は?
別の報道陣からは「インフルエンザとの同時流行は大阪府でも起こる可能性があるかどうか、知事の認識は?」という質問もあった。 吉村知事はその質問に対し「インフルエンザの流行初期を示す数値がありますが、これはいま6都県でその数値(1医療機関あたりの1週間の患者数が全国で1人を超えると「全国的な流行期」入りとされる)に達しています。大阪は(1医療機関当たりの患者数が)0.8人ということで達していませんが、このままの状況でいけば、おそらく今週あたりにはそこに達するだろうという風に思っています。全国的にもそういった意味でインフルエンザも流行の兆しが見えているというのが今の現状です」と述べた。
また「インフルエンザとコロナの同時流行も年明けにおいては可能性があると思っています。検査キットの備蓄をお願いしたいということと、合わせて、大阪府において発熱者SOS(大阪府新型コロナ受診相談センター)において、インフルエンザの疑いのある発熱でもお受けする、病院も紹介する態勢をとるということにしました」と話していた。