パン入りスープではなく“パンが主役のスープ”という新発想 「じっくりコトコトこんがりパン」史上最高のパン量「超盛」が登場
ポッカサッポロフード&ビバレッジは、「じっくりコトコトこんがりパン」から、パン入りスープではなく“パンが主役のスープ”という新発想でブランド史上最高のパン量を入れた新商品「じっくりコトコトこんがりパン 超盛」(以下、超盛)を開発し8月19日に発売開始した。 消費者のコスパ・タイパ意識の高まりが開発の背景。 同社がカップ入りスープを3か月に1回以上食べるユーザーを対象に調査したところ、2020年から24年までの5年間で、カップ入りスープに食べ応えを求める人が増えていたことが判明。1品で満足でき、食事が完結するスープのニーズが高まっている傾向がみられた。
「超盛」はパン量が通常品の2倍入っている。 8月1日、商品説明会に登壇した小笠原千春マーケティング本部ブランドマネジメント部スープ事業部担当部長は「濃厚なスープとブランド史上最高量のパンで、これ1品で満足感が得られる」と胸を張る。 パンをスープの引き立て役と位置付ける通常品との棲み分けを図る。 「通常品は、おやつ代わりやホッとしたい時に濃厚なスープでくつろげる点が価値であるのに対し、『超盛』は食べ応えのあるパンが価値」とみている。 発売前調査(n=210)では狙い通りの結果となった。 「“一緒に食べたいもの”についての設問では、通常品の場合、おにぎりや総菜パンの回答が多かったが、『超盛』では、サラダ類、もしくは、スープ単品で食べたいという回答が多く主食代替の可能性が十分ある」との見方を示す。 主食代替において、濃厚な味わいと低カロリーを両立した点も特徴に挙げる。 「超盛」のラインアップは「濃厚コーンポタージュ」と「濃厚クラムポタージュ」の2品。一般的に、カップ入りのごはんや、パスタが入った洋風のカップスープなどは160kcalを超えることが多いのに対し、2品とも約140kcalに抑えられている。 「濃厚な味わいを楽しみながらお腹を満たせて、このカロリーというのは他にはなかなか無い商品だと考えている。カロリーを気にしている方にも手に取っていただきたい」と力を込める。