アイスホッケー五輪最終予選女子日本代表メンバー23人発表、ラミちゃん“ゲッツ”直接指導で4大会連続の五輪出場を狙う
日本アイスホッケー連盟は9日、都内で記者会見を開き2月6日(木)~9日(日)に北海道で行われるミラノ・コルティナオリンピック™女子最終予選の代表メンバー(スマイルジャパン)を発表した。キャプテンの小池詩織(31)、エースの志賀紅音(23)、チーム最年少17歳、高校生の黒丸春香ら23名が選出。北京五輪からのメンバーは12人となった。 【写真を見る】アイスホッケー五輪最終予選女子日本代表メンバー23人発表、ラミちゃん“ゲッツ”直接指導で4大会連続の五輪出場を狙う 代表には3組の姉妹が選出、北京五輪代表でもあった志賀葵(25)と志賀紅音(23)、山下光(24)と山下栞(22)、そして、今回初代表に選ばれた野呂里桜(20)と野呂莉里(20)の双子姉妹が入った。 3大会連続キャプテンを務めた大澤ちほ(32)が引退、キャプテンに選出された小池は「チームの目標である“圧倒して全勝する”を達成して、チーム一丸となって、オリンピックの出場権を獲得していきたいと思います」と力強く語り「大澤キャプテンの背中をずっと追ってきたので、そのオリンピックに出場し続けるチームっていうのを私は繋いでいきたい」と意気込みを語った。 連盟の理事と広報委員長を務めるプロ野球DeNAベイスターズの前監督、アレックス・ラミレス(50)は代表選手に向けて「プロ野球チームの監督をした経験から言うと、今日できることは必ずしっかりやって明日に引き伸ばさない。今日できることをしっかりやれば必ず結果っていうのはついてくると思う」とアドバイスした。 新生日本代表を率いる飯塚祐司代表監督(50)は「オリンピック最終予選ですけども、やはり何が起きるかわからない。長年課題としてきております得点力というのを上げるということはやはり強化の一番の最重要課題、ありとあらゆる角度から点数が取れるというトレーニングを積み重ねてきている」と口にした。 キャプテンの小池はチーム状態について「世代交代があった中で、最初は本当にコミュニケーションを取ることに対して苦労しました。その中で私自身として世代を超えたコミュニケーションと、誰とでも意見を言えるようなチームっていうのを力を入れてやってきました。この間、チームミーティングとかを重ねて、世代を超えたコミュニケーションがだんだん取れてきているなっていうふうに、いいチームになってきた」と手ごたえを感じていた。