ギャル曽根に聞く、年末年始恒例の家族ご飯「大晦日のすき焼きはお肉3キロ、お正月のおもちは一人10個」
そうなると、お正月料理は私の担当。帰省すると母や義母のお手伝いをするだけなんですが、東京にいるときにはお節料理もお雑煮も、年越しそばも全部つくります。「大変じゃないですか?」とよく言われるのですが、これはこれで楽しいです。 29日までに買い物を済ませて下準備をして、30日にはおせち料理を作り始めます。 黒豆も、伊達巻も、栗きんとんも、昆布巻きも、全部自分で作ります。大根とにんじんを千切りしてなますを作ったり、お煮しめのれんこんやにんじんも花形に切ったり、いわゆる「おせち料理」と言われるものは一通り作って、お重に詰めます。そこに南天の実や水引を添えて、きれいに盛り付けるのも楽しみのひとつです。 ■大晦日は3キロの肉で関西風のすき焼きを! 大晦日の日は、おせち料理の準備をしながら、年越しそばやお雑煮の準備もします。 わが家は年越しそばも、麵以外は手作りです。だしをとって、具は鶏肉とかまぼこ、三つ葉を入れて作ります。あたたかいおそばが定番です。 でもその前に、家族そろって夕食です。大晦日の夕飯はとくに決まっていませんが、子どもたちにリクエストを聞くと「すき焼き!」と言わることが多いですね。 わが家のすき焼きは関西風です。まず鍋を熱して牛脂を溶かし、そこに牛肉だけを広げて焼きます。すぐに砂糖としょうゆをかけて「焼きすき」をして、卵をつけていただきます。そのあとで再び肉を焼き、ネギや白菜、お豆腐なども加えていただきます。 関東だと、最初から肉と野菜をいっしょに煮るので、初めて食べたときにはびっくりしました。こういう小さなところでも、東西で違うんですよね。 ちなみに、すき焼きのときのお肉は3キロ。4人でペロリと食べてしまいます。「じゃあ、卵はいくつ?」と聞かれますが、夫と娘は生卵がちょっと苦手なのでそんなに消費しません。夫と娘は何もつけずに食べていますが、それはそれでおいしいみたいです。