【別府競輪(ナイター)FⅠ】甲斐俊祐と長松空吾 地元でS級デビュー
<6日・別府競輪・前検日> 【記者コラム・造田大の大勝負】 甲斐俊祐(26)=大分・121期=と長松空吾(24)=大分・123期=が地元でS級デビューを迎える。 【競輪】2025年度のGP、GⅠ、GⅡ開催地一覧【表】 正規あっせんの甲斐だが、「緊張します。ソワソワします」とどこか落ち着かない様子。それでも待ち望んでいたS級戦。「不安はあるが楽しみもある。一発目を別府で走れるのはうれしい」とニッコリ。「小野(俊之)さんから『いらんこと考えずに思い切って行ってこい!』と言われました。もうやるだけです」。近況は「あまり良くない」と話したが、師匠の金言を胸に無欲で突っ走る。 長松は当初、予備だったが直前で欠場選手が出たため緊急参戦。「風邪がはやっているので、あるかもと思っていたが…。まさか走ることになるとは」とビックリ。「自分も昨日まで体調を崩していたので…(苦笑)。実感がまだ湧かないけど、地元でデビューはうれしい。S級パンツは牧(剛央)さんと(高橋)優斗さんから頂いた。S級の洗礼を浴びると思いますが頑張ります」。苦戦覚悟も奮闘を誓った。 甲斐は9R、長松は8Rに登場。念願のS級初戦を迎える地元ヤングコンビを温かい目で見守っていただきたい。 ▼8R(上野優太) 1月7日が誕生日。長松マークからバースデー勝利へ。2―134―134。 ▼9R(牧剛央) 甲斐が師匠・小野の言う通り思い切りいい走りをすれば、番手の牧が恵まれる。1―4=267。