「クラリベイト引用栄誉賞」受賞の信州大学・堂免一成特別特任教授 「世界中にクリーンなエネルギー供給が夢」【長野】
ノーベル賞級の業績を残した人に贈られる「クラリベイト引用栄誉賞」を受賞した、信州大学の堂免一成特別特任教授。 会見で光触媒の研究について今後の抱負を語りました。 ■信州大学・堂免一成 特別特任教授 「世界中にクリーンなエネルギーを、十分供給出来るようになることが私の夢」 「クラリベイト引用栄誉賞」を受賞した信州大学の堂免一成特別特任教授。 太陽光と水から水素を作る、光触媒の研究に尽力し、クリーンエネルギーをもたらすための概念を実証したとして、高く評価されました。 水素は燃焼しても、二酸化炭素を排出しない次世代のエネルギーとして注目されています。 ■信州大学・堂免一成 特別特任教授 「いずれ我々が主に使っている化石資源の石油・石炭・天然ガスは、枯渇していくけど、(水素は)半永久的に使えるエネルギー問題に貢献出来る。大量に低価格の水素を製造出来る高効率の光触媒、および水素製造システムをできるだけ早く開発し社会に役立つように実装することが課題」 今後は飯田市で光触媒を用いて水素を作り出す大規模な実証実験を行う予定です。