ソフトバンク小久保監督、地元和歌山で野球教室&講演会「20年後に監督をして迎えるとは」冠大会20年目の記念事業
ソフトバンクの小久保裕紀監督が30日、地元の和歌山市で小学生を対象にした野球教室と講演会を行った。今年で20回目を迎えた少年野球大会「小久保裕紀杯」の記念事業の一環。 ■元タレント夫人と腕組みハニカミ2ショット【和田毅秘蔵写真】 アリーナに集まった約650人の子どもたちを前に小久保監督はユニホーム姿でゴロ捕球、キャッチボール、ティー打撃と熱心に指導した。「今日も数名、上(のレベル)に行っても活躍できそうな選手がいましたね。この小久保杯からも何名かプロ野球選手になっている。より高いレベルでやれる選手になっていってほしいですね」と子どもたちの姿に目を細めた。 就任初年度からパ・リーグ優勝監督となっての凱旋(がいせん)。「1月に和歌山に帰ってきて(激励会で)300人を超す人から激励してもらった。その中で4年ぶりのパ・リーグ制覇、そして日本一奪還という目標を掲げさせてもらった。一つは目標を達成したんけど、残念ながら日本一に届かなかったので。シーズンで優勝したけど、このオフはそういうひっかかりみたいな、何かすっきりしないものが残っている感じですね」と心境を明かした。 12月1日には20回目の小久保裕紀杯が開かれる。「和歌山市の大きな大会が四つある。それを1日に集めて、優勝チームでその年の和歌山市一を決める大会にすれば子どもたちのモチベーションにつながり、目標になる。6年生と最後までプレーをできるということなので。そういう思いもあって(20年前に)やらせてもらったんですけど、今では和歌山に根付いているみたいでうれしいですね。(創設)当時は20年後に監督をしてこの日を迎えるとは正直思っていなかったですね」と話した。 【#OTTOホークス情報】
西日本新聞社