友人の家族と「持ち寄り」でBBQに行ったら、「松阪牛」を出され申し訳ない気持ちに…。40代共働きの夫婦は「経済的余裕」があるのでしょうか?
暖かくなり、気候がよくなってくると、友人や職場の仲間などの親しい人たちとバーベキューをする機会が増えます。持ち寄りで材料を揃えることもありますが、その場合に悩むのが「何を持っていけばよいのだろう」ということではないでしょうか。 とくに、自分が持っていったものよりも、他の人が明らかに高価な食材を持参した場合、楽しさよりも申し訳なさのほうが勝ってしまうかもしれません。 また、持参した食材から、その人の暮らし向きを推しはかってしまうこともあるでしょう。今回はバーベキューの食材を持ち寄った際に起こり得る悩みと年収の関係性について考えてみましょう。 ▼会社員で「年収1000万円」以上の割合は? 大企業ほど高年収を目指せる?
松阪牛の値段はいくらくらい?
まずは今回のバーベキューで友人家族が持ってきたという松阪牛の値段を見てみましょう。松阪牛はブランド牛として広く知られていることから、高額であることが容易に予想できますが、具体的にはどのくらいの価格なのでしょうか。 ■100グラムで3000円程度 松阪牛と一口にいっても、部位や取り扱う店舗により大きく異なりますが、100グラム3000円程度で販売されていることが多いようです。 焼肉屋で提供される1人前の分量が100グラムと仮定すると、バーベキューの参加人数が10人の場合にかかる費用は3万円です。そのため「こんなに高い肉を買えるのであれば、経済力があるのではないか」と考えてしまうのも無理はありません。 ■一般的な国産牛なら100g400円前後 スーパーや肉屋などで一般的に販売されている焼肉用の国産牛の場合は、100グラム500円前後で購入できます。人数が多ければ多いほど肉にかかる費用が増えるため、高い肉ではかなりの出費になってしまいます。一般的な焼き肉用の国産牛であれば、家計の負担を抑えたうえで、美味しくお腹いっぱい食べられるでしょう。
40代の平均年収は?
バーベキューに高級食材を用意できる年収はどれぐらいなのか考えてみましょう。表1は40代から50代までの平均的な年収です。 表1