写真はイメージです　Photo:PIXTA　

　年末年始に増える「来客」。仕事や家事、育児に一生懸命取り組んだ結果、散らかった家をどうにかしたい…！家を短時間で整えたい時に欠かせないのが、整理収納と仕組み化だ。片付けコンサルタントの澁川氏による連載第6回は、「来客にすぐ対応できる仕組み」を取り上げる。（親・子の片づけ教育研究所代表理事、COMFORT STYLE代表　澁川真希） 著者プロフィールを見る ●　来客時も慌てない！ 仕組み化で「準備10分」になる 　年末年始は子どもの友達やママ友を自宅に招いたり、親が泊まりに来たり、お客様を迎えたりする機会も増える時期ではないでしょうか。 　我が家の場合は、私の仕事関係の取材などで来客があることも少なくありません。 　来客の機会はご家庭により違いがあると思いますが、急な来客でも慌てないためにすぐにできることや人を招く時に気持ちも楽になる方法について、仕組み化のポイントを交えてお伝えします。 ●　リモコン、郵便物…出しっぱなしの物は 普段から「一時置きスペース」を確保 　来客時に困るのは、普段出しっぱなしになっている物たちの行き先ではないでしょうか？魔法で一瞬にして片付けられたらいいのですがそういうわけにはいきません。あちこちにあるリモコンや郵便物、プリント類、片づかない洗濯物など……。 　日常生活では出しておいてもいいですが、来客時には片付けたいものは普段から一時収納できる場所を確保して決めておきましょう。 　「一瞬で」とは行きませんが、5～10分もあればさっと、短時間で片付いた空間を作ることができます。 　仕事場でも取り掛かり中の書類など、一時的に仕舞う場所があると思います。それと同じように一時置きの収納スペースを決めます。 　リモコンはリモコンスタンドに戻す。プリントや郵便物は○○の引き出しへ入れる。もしくは普段から書類整理箱、道具箱のような箱を蓋を開けて使っておいて、来客時は蓋をする。上から布をかけて見えにくくする。洗濯物などはカゴに入れて寝室へ運ぶ。何をどうするかを決めておくことがポイントです。