「みんなが打たせてくれた」神村学園・強打の2年生が意地の一打!木更津総合との激闘制して2回戦へ!【24年・夏甲子園】
<第106回全国高校野球選手権大会:神村学園8ー5木更津総合>◇10日◇1回戦◇甲子園 【トーナメント表】夏の甲子園 3日目までの結果一覧 神村学園(鹿児島)が粘る木更津総合(千葉)を下して2年連続となる2回戦進出を決めた。 強豪対決を制した。6回まで3対3と互いに譲らない展開が続いたが、上位打線を担う2年生が躍動した。一点をリードされて迎えた7回、一死2塁から入耒田 華月外野手(3年)が同点打を放って試合を振り出しに戻すと、続く今岡 拓夢内野手(2年)が、「自分がなかなか打てていなくて、その中でベンチのみんなが『切り替えろ』と声をかけてくれた」とレフトへ逆転となる適時3塁打を放って逆転に成功。「あの場面はみんなが打たせてくれたと思います」と謙遜しながら振り返りながら、「前のバッターが同じ2年生の入耒田打ってくれたので、自分も必死に食らいついていきました」と気持ちを前面に押し出し、打った直後には塁上で雄たけびをあげ喜びを爆発させた。 最終回の猛追も振り切り、初戦突破を決めた。次戦は夏の甲子園79勝に更新した中京大中京と対戦。初戦に続き全国屈指の強豪と対決となったが今岡は、「投手がいいイメージなので、打てなくても一打席で切り替えていきたいです」と意気込んでいた。