「数の確保」を急ぐ自民 平沢氏や世耕氏ら無所属議員に早くも会派入り打診
■多数派形成を目指す野田代表
今回の選挙で自民党が獲得した議席は191議席。6人が加われば、国会内で活動する自民党の会派は197人になります。ただ、公明党を加えても過半数の233議席まで12人足りない状況です。 多数派の形成に向けた動きは活発になっています。立憲民主党の野田佳彦代表は30日、日本維新の会や日本共産党と相次いで党首会談に臨みました。 野田代表 「やっぱり政権をかえていく大きなチャンスでもありますので、ぜひご協力をお願いしたいと。総理指名選挙では、私、野田とぜひお願いをします」 野田代表のアプローチに、各党は次のように応じました。 日本共産党 田村智子委員長 「決選投票では前向きに検討をしたい」 日本維新の会 馬場伸幸代表 「大きな大義、具体的な改革案、そういうものがなければ、我々はくみすることはない」 国民民主党の玉木雄一郎代表は、党首会談を断りました。 玉木代表 「勝つ見込みのない野田さんに入れるわけにはいきませんから。1回目も2回目も玉木雄一郎と書くのが一番、我々に託してくれた民意にかなうものだということで、今日その方針を確認しました」 決選投票には石破氏、野田氏が進むことが見込まれています。玉木氏は事実上、石破氏の総理選出を容認する方針を明らかにしました。 総理大臣指名選挙は、11月11日に行われる見通しです。 (「グッド!モーニング」2024年10月31日放送分より)
テレビ朝日