竹内由恵さん「その時なにより家庭を作りたかったから移住に迷いはなかった」子育ての日々を初の漫画エッセーに。おもしろほっこりなママ目線に共感!
育児でなにか起きても4コマ漫画に変換すると前向きでご機嫌になれる!
結婚を機にテレビ朝日を退社し、自身の出身地である東京を離れて旦那さまの地元である静岡県浜松市へ移住。現在は3歳の男の子と1歳の女の子を育てながら、タレントとしても活躍を続ける竹内由恵さん。 【画像8枚】気になる旦那さまとの出会いの日を描いた4コマ漫画など、竹内由恵さんが書いたマンガをチェック 今回出版された『なんとかなるさ!ヨシエのとほほ、くすくす日和』は、Instagramに投稿された育児漫画をまとめた一冊で、日々の育児の裏側をユーモアたっぷりに描いた4コマ漫画、そして正直で飾らない言葉でつづられたリアルなエピソードが大人気です。 ――育児漫画を描こうと思ったきっかけを教えてください 竹内さん 「入籍して妊活を意識し始めたとき、友人のはあちゅうさんが妊活漫画を描いていました。自分と同じようなことで悩んでいる姿に共感できて、漫画なので気軽な気持ちで読めたのもよくて、自分も描いてみたいなぁとうっすら思っていました。 その後、静岡に移住したタイミングで仕事も辞めて、これからどうしようかというときに、自分がやってみたいことのひとつが漫画を描くことだったので、始めたんです」 ――育児漫画を描き続けてきてよかったことはありますか? 竹内さん 「私のことをテレビで見るだけでは内面まではあまりわからないと思うんですけれど、こういうことで悩んだり、こういう考え方、生き方なんだっていうのがちょっと意外だったっていう風に言われることが多くて。割と等身大な悩みを持ってるんだと感じてもらえたことがすごく良かったなって思ってます。 子どもとの生活も写真だときれいな感じで残ることが多いですが、自分の実生活を共有する手段として、漫画っていうのは面白かったんじゃないかなって。 回を重ねるごとに「漫画楽しみにしてます」というコメントいただいたりしていて、それがすごく嬉しくて励みになって。ここまで続けることができました」 ――育児をしながら「これは漫画にしよう!」とひらめくのですか? 竹内さん 「何か起きた時に「これはネタにできるかもしれない」「4コマにするんだったらこういう展開に」って考えるのがすごく楽しくて。例えば子どもがなにかをこぼしちゃったとして、その瞬間はわーって騒いで、私も対応に追われるんですけど、一息ついたときにこれはこう書いたら面白いかもしれないってちょっとニヤニヤしちゃって子どもへの怒りも薄れるというか、ちょっとご機嫌になれます」 ――特にお気に入りのエピソードを教えてください。 竹内さん 「面白いなって思ったのは、4コマっていうよりはポンって描いてみたことなんですけど、子どもがチャイルドシートに乗っている横顔がなんだか大仏みたいで、それを漫画に書いたら、「わかります」とか「うちはお地蔵様みたいって思いました」って反響があって。みんなも同じようにありがたいもののように感じたりするんだなって」