もうパスワードを忘れない!みんなが実践している「管理アイディア」まとめ。セキュリティの強化にも
3:発想力と記憶力で勝負?読み取れないような“暗号風メモ”
先ほどのメモ帳アプリやワード・エクセルの活用に加えて、第三者に見られても大丈夫な“暗号風”の工夫をしている人もいました。また今回、手書きでメモをする人も少なからずいましたが、その際に暗号風で一工夫している人も! 「覚えづらいパスワードはスマホのメモアプリに記録する。人に見られても大丈夫なように、自分にしかわからない形で記録する」(29歳女性/その他) 「ほとんどノートにメモしているが、パスワードの最初のアルファベット2文字と数字の組み合わせは絶対覚えているためメモしておらず、他人にノートを見られても一瞬でバレる事はない」(41歳男性/その他) 「スマホのメモにまとめている。キーワードは同じなので、末尾だけ」(50歳女性/デザイン関係) 「スマホのメモ帳アプリに1~2文字だけ記録する。その文字だけで、すべてのパスワードを思い出せるようにしている」(60歳男性/その他) この方法であれば、例えメモが流出してもすぐにアカウントにアクセスされずに済みそうですね。 ただし、一部の文字だけでパスワード全体を思い出せるようにするには、多少なりとも記憶力が必要になってきます。どうしても思い出せない時のリスクもゼロではないので、忘れないように普段から定期的に確認しておくのも大切かもしれません。
4:ラクに使えるものの、使い回しには不向きな「自動保存」
最近は複雑化するパスワードを自動で記憶してくれるアプリやツール、ブラウザなども多数。それを活用し、自分ではわざわざ記憶していないという人も多くいました。これならどんな複雑なパスワードでもラクに管理できて安心ですが、リスクがないわけではないようです。 「Googleで自動保存している」(52歳女性/その他) 「パスワード管理ソフトを使っている」(37歳男性/その他)※他多数 「ブラウザにすべてのパスワードを覚えさせていて、パソコンとスマホを同期しているので、すべて自動入力してくれる」(42歳男性/技術職) 「スマホに覚えてもらっているので、特にない」(36歳女性/主婦) こちらのリスクは言うまでもなく、スマホのクラッシュや紛失。またブラウザごとに記憶させていると、異なるブラウザで開いてしまった際に使えないという欠点もあります。家族や会社の共有パソコンを使用する際も、自動保存は避けた方がよさそうですね。