柴田文江がデザインした「これさえあれば」の万能三徳〈タダフサ〉【今日の逸品】
〈庖丁工房タダフサ〉の包丁
カーサ ブルータスの人気企画「10選」シリーズから、こだわりの逸品をジャンルレスに日替わりでご紹介します。 【フォトギャラリーを見る】 「本格的な鋼の包丁で料理したい」と「毎日気軽に使いたい」。その両方を叶えるのが〈庖丁工房タダフサ〉の包丁。新潟県三条市で1948(昭和23)年に創業した〈タダフサ〉によるブランドだ。2012年にデビューして10年間、料理好きはもちろん、料理に興味を持ち始めた若い世代にも支持されている。 特長は、家庭用にはこれさえあれば充分という「基本の3本」を提案していること。それが “パン切り包丁、三徳包丁、ペティナイフ“ というのもなるほど今っぽい。先端の波刃と切れ味鋭い直線刃でパンがスッとなめらかに切れる「パン切り」と、野菜や肉から小魚をさばく時まで万能な「三徳」「ペティナイフ」。研磨職人の手仕事で、薄く、軽く、鋭く仕上げている。 さらに、基本を使いこなせるようになったら買い足したい「次の1本」も4種類揃って全7本。デザインは、自身も料理好きで、土鍋などキッチンアイテムもデザインしている柴田文江である。包丁のハンドルはクリの抗菌炭化木。手にやさしい天然木なのに腐りにくくて衛生的なのがうれしい。 公式サイト
photo_Naoki Seo text_Masae Wako editor_Keiko Kusano Styling_M...