出張で行ったホテルの「部屋着」を間違えて持って帰ってきてしまった夫…!もしかして「窃盗」になるのでしょうか?
アメニティーを持ち帰る際の注意点
ホテルによっては部屋にアメニティーを備え付けず、フロントの横などに何種類かそろえ各自が部屋に持ち込む場合もあります。 この場合はアメニティーを持ち帰ることをホテル側も想定していますが、大量の持ち帰りは問題になる可能性が高く注意が必要です。あくまでもホテル内での使用を前提としており、宿泊人数以上のアメニティーを自宅へ持ち帰ることは許容していない可能性もあります。 自由に取れる状態であっても、トラブルを避けるために、ホテル内で使用する分にとどめるのが賢明でしょう。
ホテルの部屋着を持ち帰ってしまった場合「窃盗」とみなされる可能性はゼロではない
出張や旅行でホテルを利用した場合、室内で使用したタオルや部屋着をうっかり持ち帰ってしまうことがあるかもしれません。基本的に繰り返しの使用が前提となっているタオルや部屋着、備え付けのドライヤーなどの所有権はホテルにあります。そのため、持ち帰りは許容されていない場合がほとんどです。 持ち帰った場合に窃盗罪に問われるかどうかは、窃盗の意思の有無が重要となります。無用なトラブルを避けるためにも帰宅後に持ち帰りに気づいた場合は、ホテルに連絡するとよいでしょう。 出典 e-Govポータル法令検索 刑法(明治四十年法律第四十五号) 第二編 罪 第三十六章 窃盗及び強盗の罪 第二百三十五条(窃盗) 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部