「幼児食レシピ」の古本、残されていた〝元持ち主〟のメモに「泣きそうになった」SNSで16万いいね
「うれしくてつい」
そんな気持ちで投稿した約8時間後、なんと「この本の持ち主だったものです」という返信がつきました。 持ち主だったという方は、こうつづりました。 子どもが離乳食をあまり食べなかったため、何冊もレシピ本を買って試していたこと。それでもなかなかうまくいかなかったとき、ついに食べてくれたのが、この「親子丼」だったこと。「うれしくてつい付箋を貼りメモに残しました」と明かしています。 今回の投稿で、付箋を貼っていたことを思い出したそうで、「メモをはがし忘れていたのは、とても申し訳ないです」とわびつつ、当時、悩んでいたことや思い出がよみがえってきたことがうれしかったと、投稿に感謝を伝えていました。 当時、なかなか食べなかったお子さんは、今でも食べムラはあるそうですが、無事に2歳になったそうです。
今日もどこかで
ぷーさんは〝元持ち主〟のお子さんが育っていることを喜びます。 今回の投稿に寄せられた「うちも食べてくれなかった」「懐かしい」という〝先輩たち〟の声。 こんなにたくさんの人たちが、日本のどこかで、今日も「食べてくれた」「食べてくれない」で一喜一憂しているーー。同じ悩みを抱え、試行錯誤している人たちの存在が、少し自分の気持ちを軽くしてくれました。 「作ったものを食べてくれると本当にうれしいし、食べないと泣きそうになるほどしんどい」。ぷーさんも心配や不安は尽きない日々を送っていますが、「目の前の息子はいつも元気で可愛くて、子育てって難しいけど楽しいと日々思わせてくれます」と話します。 以前の持ち主さんが「食べてくれた」と付箋を貼っていた「鶏ひき肉の親子丼風」は、近いうちに作ろうと考えています。 「本の以前の持ち主さんも、今も一生懸命がんばっておられるようで、私もがんばろうと思えました」